生きる力 産む力
いのちをつなぐ力
小・中学校等で、子どもたちに命の誕生と、その素晴らしさを伝えています。
子どもたちを取り巻く問題には、いじめ、自殺、他殺、不登校、虐待、人工妊娠中絶等…医療の現場やメディア等からも、金石事件が後を絶ちません。
助産師として、バースコーディネーターとして、現代の子どもたちの心に寄り添い、子どもたちの問題を一緒に考え、子どもたちに必要な情報を伝えながら、一人一人が素晴らしい命の力を持っていることを伝えたいとの思いで、学校等で誕生学を伝えています。
どうか子どもたちの心と体と大切な未来が守られますように…未来の大人である子どもたちを応援してきます。
誕生学®は、「生まれてきたことが嬉しくなると 未来が楽しくなる」をコンセプトに、健全な自尊感情を育むライフスキル教育プログラムです。
(ライフスキル教育とは、心の健康を高め、自分や他者を大切にし、精神障害・問題行動を予防するための教育定義 WHO世界保健機構ライフスキル教育プログラムより)
「出産=女性のからだの営み」という狭義の認識から、普遍的な経験である「誕生」という視点に広げ、未就学児、小学生、中学生、高校生、成人のそれぞれの年齢を対象に、妊娠出産の仕組みと命の大切さに関する知識の教育及び普及を各世代に合わせて展開しています。
この活動によって、少子化対策、育児支援、思春期保健対策、生命観・出産観の向上を促すことを目的としています。
自分の「誕生」を通して、お母さんのお腹の中で自分のしてきた誕生のためのスゴイことを知り、「自分ってスゴイ!」「いのちってスゴイ!」をイメージしやすい絵画的言語で伝えます。
自分は周りの人に大切にされてきたからこそ、ここまで成長できたのだということを子ども達に実感させ、自尊感情を高めるプログラムとなっています。
10代に入った子どもたちに誕生学®を伝えつつ、異性への関心の芽生えや心身の変化が自然なプロセスであることを伝え、変化の精神的な意味を伝えるプログラム。
心身の変化を受容する意識(自己受容、他者受容)と、セルフケア意識を高めるプログラムを提供し、自尊感情をもてるよう支援します。二分の一成人式(4年生)時にも多くの学校で取り入れられています。
幼児や低学年の児童が理解しやすい「やさしい言葉」や「やさしい絵」で、スタンダード誕生学を伝えるための講座。5歳の子どもの80%が聞いてくる「いのちってどこからきたの?」に答えます。
学校やPTAから開講リクエストが多い中学卒業前の中学3年生向けや、15歳の3/4成人式を対象とした誕生学講座。高校1年生の春に性交渉をはじめる子どもたちが多い社会状況を受け、誕生学で自尊感情を高め、高校生になるにあたり知っておくべき避妊、性感染症についての知識や、自分のカラダを大切にするモチベーションアップを図るための講座です。
大人一歩手前の高校生に、誕生学による次世代にいのちを繋ぐ自分の力の再認識とともに、女子の基礎体温によるセルフケア知識や、安易な性行動による予期せぬ妊娠を防ぐ意識を育み、性感染症の危険を伝え、自分のカラダを大切にするいのちの基礎力をアップするための講座です。
スタンダード誕生学に加え、照れや恥ずかしさがでてくる中学生からの学齢に対応した二次性徴期の精神的な意味、身体的な変化を伝え、ワークショップを通して参加型の講座を行います。
「誕生学®って何?」誕生学®の導入を検討しているが、実際には誕生学®を知らない保護者や教諭向けに、実際に子ども達に伝える誕生学®を実演し、効果や実例を説明するための講座です。
誕生学プログラムを応用して、10歳~12歳の女子と母親に、月経について肯定的にとらえる意識をつくります。従来のメカニズム解説中心の月経教育だけでなく、子宮の力やいのちの繋がりを感じながら学ぶ場です。
月経のこと、心身のこと、将来の性感染症予防の話や性行動について、親娘で話しやすい土壌を育むための講座です。
*親一人、娘一人のペア参加のみ。一対一で向き合う時間を大切にするため、姉妹同時参加はご遠慮ください。
*双子さん・三つ子さんの方は、ぜひご一緒にご参加ください。
※詳しくは母と娘の月経教室へ
息子を持つお母さんを対象とした誕生学サロン。母たちは、みんな女性。
息子を持つ親でも、なかなか男の子のカラダのことはわかりません。夫にも聞きづらい、息子には聞けない&言えない。
でも親として心とカラダをセルフケアできる次世代を育むことはとても大切なこと。
幼児から思春期まで、男子のカラダと心の発達に関する知識を持ち、適切な対応ができるお母さんを増やすための知識を伝えます。
授業後に、子ども達からのお手紙を学校の先生が送ってくださります。
毎回、読ませていただくたびに心があったかくなります。
子ども達は、一人一人が本当にたくさんのことを感じてくれています。
〔子ども達からのお手紙より〕
(小2)
●お父さん、お母さん、産んでくれて、大切に育ててくれてありがとう。この命を大切にします。
●命は一つだから、友達と一緒に私の命も守って、私を産んでくれたお母さんの命も大事にしたいです。
●ぼくは、生まれてきた意味を知りました。もっと命を大切にしようと思いました。
●命の勉強をしたら、お母さん、お父さん、みんながすごいと思いました。
(中2)
●命とはどれだけ大切なものなのかをよく考えることができました。命を無駄にしないようにします。
●私たちは当たり前のように生きているけれど、誰だって生まれる時はたくさんの人の力を借りて生まれてきたんだなぁと実感しました。
●保健で学んだことも少しあったけれど、命について真剣に考えたことがなかったのでいい機会でした。
●必要のない命はなくて大事だと思いました。簡単に汚い言葉や人を傷つける言葉を言ってはいけないと思いました。
(高2)
●授業を聞いて、改めて命の大切さをわかることができました。赤ちゃんは世界にたった一人のかけがえのない小さな命で、お母さんは、責任を持って大切に産み、育て、お父さんは温かな目で見ているということも感じることができました。お父さん、お母さん、ありがとうと言いたいです。私もお母さんになったら、赤ちゃんを責任を持って産み、育てていきたいです。
●とても心に響きました。命の誕生は本当に感動的だと思いました。
●私も、大人になり出産した時には、赤ちゃんを愛し、家族みんなでお祝いしたいと思いました。
●最近、生きていることが当たり前になっていた私は、命の大切さを忘れていたような気がします。これからは、両親や私を支えてくれている人たちに感謝し、勉強やスポーツを頑張りたいと思います。
●知らないことばかりでとても感動しました。これから辛いことなどがあったら、このことを思い出して頑張りたいと思いました。
●将来保育士になりたいと思っているので、今日の講座で言われてことを忘れないで子ども達を大切にしたいと思います。今後の人生に生かしていきたいです。
●妊娠は命を預かる大切なことであり、意思のない妊娠はだめだと思いました。自分の大切な人を失わないようにお互いに相手のことを考えることが必要だと思いました。 …etc.
富山県立滑川高等学校 富山県立上市高等学校 富山国際大学付属高等学校 星槎国際高等学校
富山市立岩瀬中学校 富山市立藤ノ木中学校 滑川市立早月中学校 魚津市立西部中学校 魚津市立東部中学校
富山市立光陽小学校 富山市立芝園小学校 富山市立速星小学校 富山市立堀川小学校 富山市立四方小学校 富山市立長岡小学校 富山市立呉羽小学校 滑川市立東部小学校 立山町立立山中央小学校 立山町立立山北部小学校 富山県舟橋村立舟橋小学校 砺波市立庄川小学校 等
平成29年3月31日をもちまして、助産院春ひつじは活動を休止し、閉院いたします。
現在、新規でのご予約は受け付けておりません。ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただけますようお願いいたします。